ten-ten
〜 テンテンへの想い 〜
夏祭り
夏祭りの金魚すくいの露店には、赤い金魚達に混じってひときわ目立つ黒い出目金がいる。アタリくじのようにデメ金が泳いでいる姿は今も昔も変わりない。
少年時代の僕にとって、数多くの小赤より1尾のデメキン。自重や抵抗の大きいデメキンをすくうのは、まさにハイリスクハイリターンであった。金魚をすくうアレは「ポイ」と言うらしく、僕が小学生の高学年くらいから当時ポイがモナカから紙に変わった。
僕の腕では出目金をすくう事ができなかった。中学生の頃、悪知恵の働いた僕は、友達が金魚を袋に入れてもらっている最中に屋台のおやじの目を盗んで、紙ですくうフリをして左手にもつ皿で出目金をすくう「鉄板の金魚すくい」をやった。
今となっては、ほろ苦い思い出だけれど、出目金をみると夏祭りの夜風の香りや祭りばやしの音まで思い出します。
テンテンは横目のタイプと、上を向いた水泡眼タイプがあります。
テンテンは、出目金のような横目のタイプと、上を向いた水泡眼や頂天眼のようなタイプがあります。
つまり、サラサ模様のテンテンでも横目タイプと上目の2タイプがあります。ロットごとに異なったり割と自由に作っておりますので、気に入った表情のテンテンを見つけて下さい!
もちろん、ムチョウワークス金魚シリーズの証である「フン」がついてます。
オリジナルのステンレスリップ。エッチングカラーサイン
テンテンの最大の特徴は、小ぶりなサイズながらハードウッド素材で自重があり、驚異的な飛距離が出せる点です。スピニングタックルだと、40m近くは飛ばせます。
これは、テンテンのルアーとしての個性を設定する時に、トラウトの管釣り等も想定に入れた為に小さいサイズで遠投が出来る個性が欲しかった為です。
遠投が出来るという事は、それだけ釣り人にとっては魚へのプレッシャーが少なくアプローチ出来、ヒットゾーンも長くとれる為、必然的に釣れるルアーになります。
また、ランチュウやオランダ獅子頭のイメージの悠遊に比べて、出目金というキャラクターですので、リップの位置を試行錯誤した結果、メタルリップを採用しました。これにより、動きの切れと低重心の安定した動きが出すことが出来ます。
もちろん、バスがメインターゲットでよく釣れますが、管釣りのブラウンやイトウにも多数の実績があります。制作者としては、固定観念なく様々に楽しんで頂きたいルアーです。
もちろん、悠遊を始めとしたムチョウワークス金魚シリーズの証である「フン」も付いています。
◎ ウッド製 サーフェイスクランク(潜行深度 0〜50センチ)
◎ 全長 約42ミリ 約12グラム
◎ カラー等 / 黒デメ、赤デメ、キャリコ等多色出してます
◎ 価格 新価格未定
スイムテストを経て出荷しています。
※ サイズは、ルアーの外寸です。
※ より良い製品を作るべく、マイナーチェンジをする場合があります。その為に、上記表記のスペックよりも若干仕様が変わる場合がございます。予めご了承下さい。
※ ハンドメイドルアーの為、若干の個体差が出る場合がございますが、最終的なスイムテスト等の検品を経て出荷しておりますので性能には誤差はありません。